曲面のポテンシャル。
アーチが織り重なる白い天井。オフィスらしからぬ優雅な印象だが、使い方次第ではオフィスのイメージをガラリと変えるキラーコンテンツに!?
ストックホルムにあるこちらのオフィス。ラグジュアリーな雰囲気を持つフロアは、高級感のある磁器タイルやカーペットに、多彩なデザイナーズ家具を揃えるなど、随所にこだわりが。金色のメッシュフレームなどアクセントとなる素材を用いた演出も空間に奥行きをもたらしてくれるようだが、このオフィスの1番の魅力は何と言っても天井だろう。
仕事中にふと見上げれば、仕事の疲れや悩みを吸い込んでくれそうな、奥行きの不確かな白い天井が広がる。もちろんそのままでも魅力的だが、たとえば、スポットライトを下から照らして日没後に色気のある雰囲気を作ったり、天井をスクリーンに見立てて映像を流したりと、シーンに合わせて様々な使い方ができそうだ。
その一方で、直線で構成された普通の空間にはない柔らかさや包容力も魅力的。そんな柔らかさや包容力を手に入れるために、オフィスの内装に手を加える際は、天井に限らず曲線や曲面を取り入れてみてはどうだろう。家具や素材などで空間の印象を柔らかくする以上に、居心地の良さが増すかもしれない。
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