フェイスブックのArtists-in-Residence
アーモリー・ショー(Armory Show)を始めとする大小様々なアートフェアが年中開催される国、アメリカ。ストリートアートも盛んなこの国にとって、芸術はとても身近な存在だ。
サンフランシスコにあるフェイスブックの本社オフィスは、アーティストを多数雇い入れる「Artists-in-Residence」プログラムを実施し、社内に壁画を制作してもらった。その数々の作品が、社員の目を楽しませている。
社員の頭の中にあるような発想を、なるべく視覚化して提示するために、これらの作品の存在はとても大切だと言う。動線上に仕掛けられたコミュニケーションツールでもあり、社員のバイブスになっているのだ。壁の余白に残されたアートの痕跡に対し、見た人が反応する。そうやって対話が生まれることで、創造性は伝播し、膨らんでいく。
オフィスの随所にみられるアートは、空間のデザイン性を高めるだけではなく、刺激を与えてくれるきっかけにもなりうる。もしあなたのオフィスの壁に寂しさを感じることがあったら、定期的にアートを展示してみるのもいいのでは?
SHARE