“見えるネットワーク”オフィス
ネットワーク回線のようなターコイズカラーのパイプが、建物の至るところに張り巡らされているタイのコワーキングオフィス。
実はこのパイプ、コワーキングオフィスの運営会社Hubbaのロゴを起点に、建物内の隅々へと伸びている。このデザインには、Hubbaを中心にネットワークをどんどん広げていってほしいという願いが込められているそう。写真の暗室、陶芸室、カフェなど、様々な目的で人々が集うスペースで、ネットワークを広げて、あらゆる領域のワーカーと交流を深めるのも楽しそうだ。
見渡せば、全てのエリアがパイプでつながっていて、”見えるネットワーク”に囲まれているようでもある。パイプのように一般的には隠すものも目立たせれば、会社を象徴するような主役級のインテリアにもなりうるのだ。もしかしたら、このような派手なインテリアが話題を呼び、多くの人が来たがるオフィスになるのかもしれない。それがオフィスのコンセプトと合致しているなら、なおさら。普段は隠してしまいがちなエレメントを、オフィスのコンセプトを表現するものに変換したスマートなアイデアだ。
SHARE