クッションチェアで会議!
コロンビアの学校にあるクッションチェア。インテリアデザイン会社AEIがつくったこの家具の特徴は、積み木のように片づけられ 、壁にすっぽりと収まってしまうこと。その形状はまるで蜂の巣だ。
簡単に出し入れできる椅子というのは、あらゆる場面で役に立つ。例えばブレインストーミングをするとき、クッションチェアを輪に並べるだけで、インディアンたちがしているような簡単な話し合いの場を設けることができる。2、3人だろうと、10人だろうと構わない。ミーティングサイズは、たやすく変えられる。
会議に途中参加の人も、パイプ椅子ではなく、このようなクッションチェアだから、「すみません」と萎縮して入ることはない。逆に言えば、関係ない通りすがりの人間まで、「ちょっと何を話し合ってるの?」と気兼ねなく話題に入って来られるだろう。
オフィスが学校のデザインから学ぶべきことは意外に多いのかもしれない。なにせ同じ部屋に設置してあるホワイトボードは、なんと木のカタチ。こんな可愛いミーティング、楽しくないはずがない!
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