アリゾナの倉庫跡オフィス
体育館のようなこのオフィスは、移動に自転車を利用したくなるほど広い。インテリアのように並べられた社用自転車や、夜にはスタンディングバーに変身しそうなおしゃれキッチンがあるエントランスが出迎えてくれる。
ストリートを自転車で颯爽と走っていると見えてくるガラスの玄関。ショーウィンドウのような見た目のこの玄関を通り抜け、階段を上ると広々とした空間が待っている。木の香りがふわっと香る開放的な空間でリラックスしながら働けそうだ。
ここは、アメリカ・アリゾナのダウンタウンにある建築会社の新たなオフィス。上を見上げれば、木の天井が見えログハウスにいるような気分を味わえてしまう。倉庫を改装したオフィスなので天井が高く、さらに広い空間にデスクをぎっしりと並べるのではなく、周辺にゆとりを持たせた贅沢な使い方をしている。
仕事を終えた後、自然とキッチンへと移動し、同僚とのおしゃべりを楽しむ光景も容易に目に浮かぶ。人が徐々に集まり人数が増えたら、広いワークスペースへ戻って立食パーティーもいいだろう。路面沿いなので、地域の人を巻き込んだパーティーを開催してみても良さそうだ。そこで新たな仕事が生まれたり、ネットワーキングもできるはず。
多くの人々を許容してくれるゆとりがある空間は、思わぬ副産物を産んでくれるだろう。
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