カベ未満、パーティション以上!
サンフランシスコにあるObscuraデジタルの本社オフィスがこちら。

この職場は、まるで帆を張ってセーリングに出たような爽やかさと、どこかの宇宙基地にやって来たような近未来感の両方を兼ね備えている。ギラギラ感やツンツンとした印象はなく、落ち着いて身を任せられる。ロックバンドに例えれば、大御所のU2といったところだろうか。

細部に繊細なセンスが光るオフィスでもある。たとえば、下の写真にあるような、何気なく立っている白い仕切り。正方形のタイルがただ並んでいるかのように見えるが、少しずつ隙間が空いており、そこを棚として活用できるようになっている。棚の広さは各場所で微妙に異なるが、ここに資料や本や辞書など、何でも置くことができる。普通の棚とは違い、全部がすべて真正面から見えるわけではなく、大部分は斜めから見なければ分からないので、社外の人がパッと見たときの印象も、クールでスタイリッシュのままに保てる。

確かに仕切りというのは、オフィスで最も殺風景になりがちなアイテムの一つである。壁のようなものだから仕方ないといえばそれまでだが、そこで普通のパーティションを使うか、あるいは一工夫できるかどうかで、職場の雰囲気や仕事における動線は、ぐっと変わってくるのだ。あるいはもしあなたのオフィスに、壁を作るわけにはいかないけれど、パーティションでは少し物足りないといった部屋があるのなら、ぜひこうした空間構成術を参考にして頂きたいと思う。
Writer:EMMAOSLO
SS OFFICE
オクラホマ州タルサ、ROUTE66沿いにあるガソリンスタンドをコンバージョンしたオフィス。廃れたロードサイドに痺れるくらいカッコいいワークスペースを見る事ができる。
これでいい。これがいい。
オフィスづくりではつい手を加えすぎてしまうものだが、スペインのバルセロナに誕生した設計事務所のオフィスは、とにかくシンプル。
植えちゃった
思わず二度見! インテリアに緑を取り入れる会社は増えてきたけれど、このオフィスは一歩先を行っているみたい。
アリゾナの倉庫跡オフィス
体育館のようなこのオフィスは、移動に自転車を利用したくなるほど広い。インテリアのように並べられた社用自転車や、夜にはスタンディングバーに変身しそうなおしゃれキッチンがあるエントランスが出迎えてくれる。
Waterfront Warehouse
150年もの間、マンハッタンの変遷を眺めてきたウェアハウスが生まれ変わった。
魅惑のYELLOW
パンチの効いたカッコ良さに、思わず惚れ惚れ。。。
ピンチはチャンス
バルセロナにあるMAIOのオープンスタジオ。約40m程もある長屋のような空間を、スタジオとギャラリーとしてコンバージョンしている。明るく清潔感のあるこの空間も、元々は暗く、劣悪な環境だったというから驚きだ。
ワークスペースの面構え
オフィスを見れば、その会社のクリエイティビティが一目瞭然?
屋上で農業!
オフィスビルの屋上を有効活用したいなら、皆で農園をつくってみるのも一つの手です。
それは“明暗”だ!
歴史ある建物のリノベーションでは、手を加え過ぎて凡庸な空間になってしまうことも。そんな中、中国のとある街に誕生したこちらの素敵オフィス。その明暗を分けたのは…。
巨大キッチンで生まれる”美味しい”企画
ロンドンの食品配達サービス会社が作った、大きなキッチンとダイニングテーブル付きのゆったりとくつげる家のようなオフィス。
工場からお城へ
コミックのスーパーヒーローの本拠地のような、ゲームの世界の要塞のようなこちらは、建築家Ricardo Bofillがリノベーションを手がけたオフィス兼住宅。もともとはセメント工場だった場所なんです。
新旧混じるヴィンテージオフィス
1940年に建てられたレンガ造りのヴィンテージな建物。ここは元々、運送業社が使っていた場所だ。
モルタルと空のオフィス
元工場という過去のストーリーを引き継ぎ作られた、正にインダストリアルと言える空間。今回は、上海にあるコンサルティング会社のオフィスのご紹介。
日本の会議はまるで“儀式”?
海外のビジネスマンからすると、日本式の会議は不思議だらけなのだという。
未来的バッグパック
背中にピコピコと光るテキストやアニメーション。何を背負っているのかと思えば、8L容量のバッグパックだ。コンパクトだが、13インチのデバイスを収納することもできる。
注目のリモートワーク。アメリカでは「禁止」がトレンド?
ここ数年、日本のビジネスシーンで注目されているリモートワーク。「日本の将来像を映す」といわれるアメリカでも当然、このワーキングスタイルは積極的に取り入れられてきた。しかし、最近はあえて禁止している企業も少なくないらしい。
彫刻うねるオフィス
かつて倉庫として使われていたオフィスの中を進むと、木材、ガラス、石膏と、素材の異なる壁や天井が次々にあらわれる。
前職の上司の“お墨付き”が採用の決め手に?
「リファレンスチェック」とは、選考過程において、応募者の前職の上司などにその人の働きぶりや人柄について問い合わせること。
“きちんと”座る
背もたれも、肘掛けも、足掛けもまん丸。 樹木をモチーフにした「Globe Garden」は、ノルウェーのデザイナー、ピーター・オプスヴィックによって設計された。彼が意識したのは、現代社会でステレオタイプ化された「“きちんと”座っている姿勢」を考え直すこと。
「履歴書に年齢」は違法!?
履歴書といえば、証明写真を貼って、生年月日を書いて、性別に○をつけて… というのは、日本ではあたりまえのこと。でもこれ、アメリカでは違法だという。
Ping Pong Door
クリエイティブなオフィスにありそうなものの一つが、卓球台だと思う。ただし、いざそれを置こうとすると、思いのほかスペースが必要。あきらめている人も多いのでは? ならばいっそ、オフィスのドアを卓球台にしてしまってはどうだろう。
コペンハーゲンのコンテナオフィス
場所はコペンハーゲンの北の港。将来ここは住宅地になる予定ですが、それまでの期間限定で使える一時的なワークスペースが登場。
ブランコでお仕事
仕事はデスクに向かって椅子に座ってするもの、なんて誰が決めたのでしょう?一日中じっとしているのも疲れますよね。少し遊びのあるこんなアイテム取り入れてみませんか?
144m²の緑のカスタム絨毯
ブエノスアイレス出身のアーティストでありデザイナーのアレキサンドレが、作り出した自然や緑にインスピレーションを受けた絨毯。
Growing Office
大都市NYを象徴するマンハッタンの美しいパノラマビューを一望できるルーフトップ付きのビル。20世紀に活躍した製造工場跡を使ったこのビルにオフィスを構えているのは、世界的なIT企業Squarespaceの本社だ。
ゆったりと集中するために
何ともかわいらしいチェアを見つけた。オフィスチェアは機能性こそ非常に高いが、イマイチ色気が足りないと思う方に是非お勧めしたい。もちろん本来の目的である、視界を遮りゆったりと集中したい人にとって、この椅子と出会いはかなり良いものになるのではないだろうか?
夢広がる…
海辺×倉庫×リノベーション。3つの単語を並べただけで素敵な空間が想像できそうだが、サンフランシスコ湾に面するこちらのオフィスはポテンシャルの格が違うようだ。
Creator’s nest
アイデアを思いつく環境は人それぞれ。