オランダの建築家グループMVRDVが、未来型都市モデル「Vertical Village」を発表した。そのコンセプトは、いかにしてスペースのない場所にコミュニティ空間を築き上げるかというものだった。
エキシビションでは、大きなクッション素材のオブジェクトをミルフィーユ状に積み上げたユニークなシンボル模型が披露された。さらに面白いのは、発想豊かなMVRDVの社員たちが、そこで利用したクッションをオフィス家具としても使い始めたことである。
活用法は、十人十色!
座ったり寝たり、モノを置いたり本を立てたり。軽いので、適当な場所に集めておき、各自が適宜そこから好きに選んで持ち運んでもオッケー。
ソフトなラバー素材だから角で怪我をすることもないため、社内託児所で利用してもよいし、防水仕様なので屋外で使用してもよい。
どこでも使える、一粒で何度もおいしいコミュニケーションツール。考え抜かれたデザインは、都市構想でも、オフィス構想でも、あらゆる場で役に立つことが実証された結果である。
https://www.youtube.com/watch?v=CUtoyN_Fljs